
それでは司法書士試験の基礎的なお話を進めていきます。
日程
司法書士試験は、毎年7月の第一日曜日に筆記試験が実施されています。そして、その筆記試験合格者が大体10月の初旬に発表ですね。選抜された者は2次の口述試験になります。この口述試験が毎年10月の中旬。
2人の試験官の質問に答える形にものです。面接とは違いますので、質問されるのは司法書士試験にに関係ある法律のことです。よほどのことがない限り、この2次には落ちないようですよ。そして、最終合格者は毎年10月下旬~11月初旬に発表となります。
本試験前後のスケジュール
この司法書士試験を中心とした前後のスケジュールを時系列でまとめておきましょう。
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1.受験案内・願書交付(例年4月上旬)
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2.願書提出(例年5月)
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3.筆記試験(例年7月第一日曜日)・同合格発表(例年10月初旬)
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4.口述試験(例年10月中旬)
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5.最終合格発表(例年10月下旬~11月上旬)
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6.合格証書授与式(例年11月下旬)
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7.各種研修会(翌年)
いかがです?
毎年、試験要綱発表から合格証書授与式まで半年かかるんですね。それは大掛かりな試験です(笑)。
スケジュール補足
受験要綱は官報で公表されます。願書配布は各地の法務局で配布されます。確か、郵送でも手に入ります。受験資格の制限は特にありません。国籍・年齢・性別・学歴による制限はないです。
願書は、5月の初旬から下旬にかけて受け付けています。提出先は希望受験会場の管轄にある地方法務局(郵送も可)。受験料は8,000円で、願書に収入印紙を願書添付して納めます。添付書類は受験者側で揃えるのは特ありませんが、写真は必要です。
試験会場は筆記試験の場合は全国各地にあります。確か、一都道府県に最低でも1か所はあります。口述試験の場合は全国8か所の地方法務局で実施されます。
最後の研修会とは司法書士会開催の研修会ということになりますね。