司法書士受験生を支援します

司法書士予備校選びに当たって、案外ないがしろにされがちなのが、その予備校のフォロー制度です。

確かに初心者の方だとイメージしづらい面はあると思いますが、「あってよかったあの時のフォロー」って思う日がやってこないとも限りません。このフォロー制度が機能していれば、合格に向けてのきわめて重要なサポートを寄与してくれるわけです。

というわけで、各予備校のフォロオー・サポート体制についてを比較してみたいと思います。今までそんなのどうでもいいと思っていた方、読み終える頃には考えが変わっているかもしれません。

受講生フォローが大事な理由

各校の比較をする前に、受講生のフォローが大事であるとする理由をお話しましょう。この受講生へのフォロー・サポートは、ある意味合格に直結する部分のフォロー・サポートなので非常に大事なのです。

何をフォローサポートするかと言えば、もちろん受講生の学習サポートをするということです。そして、司法書士予備校は司法書士試験の合格を目的とした予備校である以上、学習サポート=合格サポートとも言うことができます。

司法書士合格でもっとも大事なポイントとは

合格までの学習でもっとも大事なポイントは勉強の維持・継続であるに他なりません。試験勉強が長丁場である以上、何はなくとも続けなければお話にならないのです。「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という有名なセリフがありますが、まさにそれです。

ただ、受験生も人間だし生活しているといろんなことが起こります。勉強期間が1年2年となればモチベーション維持も簡単じゃないです。そこで予備校のフォローサポートです。予備校のフォロー制度もきっと万能ではないでしょうが、少なくもと相談することはできます。例えば以下のような悩みとか。

  • あの部分の論点がわからない
  • 勉強時間がなかなか取れない
  • 合格できるかどうか不安で勉強が手に付かない
  • 自分の勉強の仕方は正しいのか
  • 他の受験生のことが気になる

予備校のフォローとは合格サポートのことであり、そのためのモべモチベーション維持に大きく寄与し得る存在なのですね。

司法書士予備校が実施しているフォロー制度一覧表

まずは、各司法書士予備校がどんなフォロー・サポート体制を敷いているか、一覧表にしてみました。質問制度というのはあくまで基本。その上で家運セイリングの体制を敷いているのか、さらにそれ以外のフォローはあるのか一元化してみました。

予備校名 質問制度 カウンセリング その他フォロー
アガルート 〇 (Facwbook にて直接質問可。回数無制限) 〇 (定期カウンセリングOP)
伊藤塾 〇 (合格者スタッフ、クラスマネージャー、講師) スクーリング、受講生マイページ利用、スケジューリング制度
スタディング × ×
Wセミナー 〇 (質問カード、i-support、オンラインフォロー) 〇 (オンラインフォロー) スクーリング、自習室利用、i-support、答練教室受講
LEC 〇 (「教えてチューター」) 〇 (「教えてチューター」) 自習室利用、受講生間交流(「教えてメイト」)
クレアール 〇 (e-mail、質問用紙) × 各種ブログ配信、学習ナビ


こうやって見ますと、伊藤塾。Wセミナー、LECあたりの大手予備校の方がフォローサポートは厚いようです。

各校のフォローサポート体制をピックアップ

上の各校のフォローサポート体制に基づき、各校でのトピックを取り上げていきたいと思います。

アガルート

アガルート司法書士では有料オプションでではありますが定期的(月1)に講師のカウンセリングを受けることができます。「入門総合カリキュラム」というパッケージ講座のオプションという形になります。

アガルートカウンセリング

期間は2022年2月から23年度試験の前月である2023年6月まで、1回30分程度です。講義は不特定多数相手の「見えない」受講生相手に行うものですが、この定期カウンセリングは個別具体的な特定受講生相手ですから、その濃さは推して知るべしです。

10万円もかかるオプションですので万人向けではないかもしれませんが、試験本番まで毎月受けられること、直接受けられるということを考えれば一考の価値は十分あると思います。50人限定ですので、興味ある方は早めに。

アガルート公式で詳細を見る

伊藤塾

伊藤塾は大手予備校らしく質問・カウンセリングは講座に付属しておりその他も様々な体制を敷いています。その充実のフォローサポート体制の中で「マイページ」について取り上げたいと思います。

伊藤塾の受講生になると、通学通信問わず「マイページ」なる自分専用のウェブページが与えられます。このマイページとは、受講生への情報発信やいくつかのサポートが受けられるウェブページのことです。ログインにはIDもしくはメールアドレスとパスワードが必要ですので、まさにその受講生固有のページになります。

伊藤塾マイページ画面

このページができることは

  • web講義の受講
  • 学習に関する質問
  • 成績表チェック
  • 講座スケジュールの確認
  • 教材発想のスケジュール
  • 受講中の講座に関する各種ご案内の確認
  • 講座割引クーポンの発行
  • メルマガ購読
  • 会員限定動画の配信

等のサービスが受けられます。

また、画面に「つぶやく」とありますが、これはツイッターみたいなもので伊藤塾のSNSです。他の受講生と交流ができます。

伊藤塾 公式HPで詳細を見る

スタディング

スタディングは質問制度すら設けていないということですね。これを付けると講座費用に一定程度の上乗せが必要なのでしょうが、それでもあると良いですよね。

もっとも、これも割り切って「必要ないよ」ということであればそれはそれでありでしょう。

スタディング 公式HPで詳細を見る

Wセミナー

Wセミナーは大手予備校の中ではwebに力を入れている予備校と言えますが、受講生フォローサポートもwebを利用した体制を敷いています。興味深いのは「オンラインフォロー」と呼ばれる制度です。

これは講師自らがオンラインで受講生をフォローするもので、オンラインフォロー専任講師が受講生をサポートしていきます。当然、一人ひとり悩みや課題は異なりますから、それを個別にサポートしていくシステムです。

働く女性

行っていることは、

  • 一人では解決が難しい学習計画、学習上の質問
  • 最新の受験情報、時期に応じた学習方法などホームルームを実施

など。非常に充実した受講生フォローサポートが行われると言っていいでしょう。

Wセミナー 公式HPで詳細を見る

LEC東京リ―ガルマインド

レック司法書士の通信講座web受講には受講生サポートを集約した「インターネットフォロー」なるプログラムがあります。

lecインターネットフォロー

このインターネットフォローでは

  • 質問・受講相談「教えてチューター」
  • 受講生相互交流「教えてメイト」
  • カレンダー(スケジュール・やることリスト表示)
  • 進捗率

が表示・利用できます。

この中で興味深いのが受講生相互交流「教えてメイト」です。受講生間SNSですが、質問や相談を投げかけて受講生が回答するというもの。スタッフが回答することはないようなので、問題解決というより受講生交流という方が近いですね。

LEC東京リーガルマインド 公式HPで詳細を見る

クレアール

クレアールのフォローサポート体制は、質問制度という基本は満たしていますが大手のような充実度はありません。その中で「学習ナビ」というサポートがあります。

クレアールの学習ナビとは、効果的な勉強方法を指南するもので、例えば、

  • 答練の効果的な復習方法
  • 過去問の効果的な学習方法

等を配信してくれます。答練や過去問は、本来非常に有効な試験対策なのですが、一人で勉強していると捉えていいのかわからないものです。そこでプロの講師が答練や過去問を有効活用するための勉強方法を教えてくれるというものです。

クレアール 公式HPで詳細を見る

まとめ

以上、各予備校のフォローサポート体制についてを比較してみました。

途中でも申しましたが、フォローサポートは最終的には人が人をフォローするわけで、そこには人件費が発生するわけで、受講料に直接影響が出る部分。となれば低価格予備校では限界があるし、大手だとできる部分は可能なで鵜から厚くなってきます。

受験生からすれば、「フォローとかあまりいらないかな」という方も一定数いらっしゃるようなので、選択肢があることは良いことです。