実績

司法書士予備校を利用する目的は、もちろん、司法書士試験に合格するためです。予備校の良し悪しは実績がすべてではありませんが、予備校を探している人のほぼ全員が気になるはずです。ですので、予備校の合格実績を集めて比較してみました。

また、合格実績データは信じて大丈夫なのか?私の考察をお話したいと思います。興味があればどうぞ先を進めてください。

司法書士予備校各校の合格実績

司法書士予備校の実績一覧表はご覧ください。上で述べている通り、公表していない予備校もありますのでご了承願います。

予備校名 合格率 合格者数 備考
アガルート 公表なし 公表なし まだ開講数年、合格実績がたまっていないと思われ、現在鋭意収集中。
伊藤塾 令和3年後合格者613名のうち伊藤塾利用者344名(入門講座95名、中上級講座206名、公開模試266名) 令和3年度合格者で伊藤塾有料講座受講者:56% 合格者の声多数あり
スタディング 公表なし 公表なし 合格者の声多数あり
Wセミナー 公表なし 公表なし 合格者の声多数あり
LEC
  • 2012~2018年初級講座受講合格者:11725人
  • 講座受講者で一発合格者:131人
令和2年度合格者のうち公開模試受験者:74.3% 合格者の声多数あり
クレアール 公表なし 公表なし 合格者の声多数あり

合格実績の「からくり」をお教えします

各校で出している合格率や合格者数の実績、「からくり」があるのはご存知でしょうか。これは各校の公表データにケチをつけているわけでもなく予備校を糾弾してるわけでもないことはお断りしておきます。

公表の合格実績数字は重複している場合があるので、参考程度にとどめておいた方が良いです。つまり、A校で合格者数にカウントされているCさんはB校の合格者数にもカウントされているということが起こり得るということです。各校の合格実績数字は、有料講座受講者の合格実績をカウントしているのですが、次の2点に留意すべきです。

  • 受験生の一定数が複数校の有料講座を受講している
  • 「有料講座」には講座受講生でない外部の模試受験生も含まれる場合がある

有料講座を複数受講する受験生は存在する

これは私が受験生時代もそうでしたし、今もSNS眺めているとわかりますが、様々な理由で複数校で有料講座を受講しているケースをよく見かけます。一定期間受験生でいるとそうなる方が出てきますが、こういう方が合格すれば、受講した予備校は合格実績に含めるでしょう。

模試も「有料講座」に含まれる場合がある

大手予備校で本試験前に実施する「全国模試」ですが、基本的に全国の受験生向けに実施するものです。受験料さえ払えば他校受講生でも模試は受けられます。

この模試を「有料講座」に含めれば、模試受験生は「有料講座」受講生になりますから合格すれば実績にカウントされます。「模試も有料講座に含む」と記述がある予備校もありますからね。

実数字と公表数字は大きく変わらないはず

上2点より重複合格者は一定数混ざっているはずですが、それでも1~2割程度だと思われます。ですので、まんま受け入れるのは齟齬が発生しかねませんが、気持ち割り引けばそれは概ね正しい数字だと思います。

まとめ

講座を取らないと受験できない模試は別ですが、全国公開模試も「有料講座」に含めるとは、どこまで合格に関わったのか?という議論の余地はありますが、全く無関係ではないとは言えるでしょう。LECの全国公開模試は規模も大きいので関わってくる合格者も多いとは思いますし、全国公開模試を実施できる大手予備校は実績が良くなる傾向はあるかもしれませんね。

いずれにしましても、合格するために予備校を利用している以上、受験生側からしたら非常に気になると要素であるのは間違いありません。