司法書士合格に一つ物足りない

過去問は試験を知る最重要素材

司法書士試験に限りませんが、資格試験に「過去問」は付きものです。なぜなら、過去問は、その試験の「姿」を晒してくれるから。

その試験にはどんな科目があって範囲はここからここまで、こんな出題がなされ難易度はこのくらい・・・とその試験を知り得る情報はあっても、過去問に勝るものではありません。だって、実際にその試験に出題された問題なのですから。知りたい相手そのものなのですから。

もちろん、全く同じ問題は二度と出題されませんが、試験のレベルを肌で感じることができるし、今後も同じ論点ないし周辺論点は大いに出題可能性があるわけです。試験勉強として非常に重要な素材であることは1ミリの疑いもありません。

過去問の勉強

司法書士試験は過去問だけでは不十分?

ところで、この過去問について、どんなスタンスで接するべきと考えていますか?

具体的に言いますね。

行政書士試験は過去問主義

例えば、行政書士試験ですが、この試験は「過去問主義の試験」とか言われています。どういうことかというと、過去問を完璧に理解していれば合格できる試験である、ということです。これも具体的に言いますと、過去問なら出題されても100%正解できるということです。

これは、行政書士試験の合格基準点の考え方に大いに関係してくるでしょう。行政書士試験の基準点は絶対評価の考えが元になっています。基準点満たせば、他受験生に関係なく合格です。これなら、6割取れば合格できる行政書士試験ならではですね。

司法書士試験は?

では司法書士試験はどうでしょう?

ご存知のように、司法書士試験は絶対評価ではありません。相対評価です。
合格基準点-司法書士試験が難関試験である理由

周りの受験生の出来如何が自分が合格できるか否かを左右します。この意味、過去問との関係において、どういうことかお分かりでしょうか?司法書士試験においては、過去問が100%でも、合格率は必ずしも高くないということを意味します。

だって、他の受験生も、過去問100%という者はいるはずです。司法書士試験はあなたと同じ過去問100%でも本番であなたたち以上の点数を取る受験生がいれば、その者の方が評価が上なのです。そして、どこで基準点が引かれるのかはわかりません。およそ7割5分取れば突破できますが、8割取っても突破できない年もありました。

つまり、司法書士試験は過去問主義ではなく、それ以上の「何か」が必要なのです。

某講師のお話

私、何年か前に某予備校司法書士試験講師とお話する機会がありまして、そこでこんなことお聞きしました。

「司法書士試験に合格するには過去問だけじゃ不十分だ。過去問をしっかり仕上げてくる受験生はたくさんいる。そこから抜け出すには未知の問題にたくさん触れることは一つのソリューション」なる旨のお話でした。

答練講義

「ひとつの」ということは他のソリューションもあるのかということですが、その時はそこまでしか伺うことはできませんでした。

たった1問の正否で合格が左右される世界

自分なりに未知の問題に触れることについて推測してみました。要は、知識のプラスアルファの肉付けだと思うのです。過去問をしっかり準備すれば確かに合格レベルの知識と言えると思うのです。しかし司法書士試験は相対評価である以上、それでは不十分、足切りに合う可能性も十分あるということです。

おそらく、その差は択一問題1問程度だと思います。つまり、1問3点の正否の差で基準点に届くかどうかの差が合否の境目になり得るということ。だとすれば、さらなる知識の肉付けは必要でしょ?ということなのです。何ともシビアな試験ですが(;^_^A、合格を手繰り寄せるためには必要なことですよね。

答練講座を取るのもソリューション

ところで、「未知の問題」はどうすればいいのか?一番いいのは、予備校で実施される答練の講座に参加することです。ああいうところの答練問題は、すべてではありませんが、大体が新規のオリジナル問題です。つまり、未知の問題です。それを解説付きで解くことができるのですから、可能なら答練講座を取得するべきですね。

大手予備校なら答練付きの司法書士講座もありますので、チェックしてみても良いですよね。

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