司法書士テキスト

このページでは、各講座のテキストについて比較してみようと思います。実際の中身は実際に受講生にでもならない限り伺い知ることができませんので、公表されているサンプルテキスト、市販テキストの出来、私の経験からお話してみたいと思います。

一般論ですが、講座を取るメリットとして、「講義を受けられること」がまずあるのだと思います。何と言っても、ここにその予備校のノウハウの他に、講師のノウハウが詰め込まれているのだと思うのです。

乱暴な言い方をしますが、講義がなければ、それは独学に毛が生えたようなものなのです。少なくとも、インプットに関しては間違いないのかな、と。だらか、テキストはメインの講義に対してのサブという観点で見ていくと良いのかなと思います。

もちろん、講義とテキストは連動性といいますか、他のデバイスと情報の共有が必要です。講義で講師が言った重要なことなどはテキストに書きこんだりするべきだし、過去問や答練の情報も書いた方が良いですし。

勉強も一定の時期が経過していくと、講義中心の勉強からテキストや過去問・答練の勉強中心へシフトしていくことでしょう。その時のために、テキストも見やすく使いやすいものが良いテキストと言えるのだと考えます。

各講座テキストの概要

※順番は50音順です。

講座名 概要
伊藤塾 冊子タイプ
インプット講義テキストは全10冊。

  • 体系編1冊
  • 民法2冊
  • 不動産登記法2冊
  • 商法会社付1冊
  • 商業登記法1冊
  • 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・司法書士法1冊
  • 憲法1冊
  • 刑法1冊

伊藤塾司法書士テキスト一覧

クレアール 冊子&オンライン公開
インプット用テキストは全5冊

  • 民法・不動産登記法1、2
  • 商法(会社法)・商業登記法
  • 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法
  • 憲法・刑法・供託法・司法書士法

資格スクエア オンライン上に講義時にテキスト表示。ダウンロードできるので印刷はもちろん可能。製本希望者は有償で提供。製本換算で全12冊

  • 民法3冊
  • 不動産登記法2冊
  • 商法会社付1冊
  • 商業登記法2冊
  • 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法1冊
  • 憲法1冊
  • 刑法1冊
  • 司法書士法・供託法1冊

資格スクエア司法書士製本テキスト

通勤講座 オンライン上に公開しているタイプ。冊子は別途料金必要。冊子換算で全17冊(2018年度版の場合)

LEC東京リーガルマインド インプット講義用は冊子タイプ。受講料とは別料金。
ブレイクスルーテキスト全15冊(税込32,400円)

lec司法書士ブレイクスルーテキスト

テキストの中身を観てみたい

あくまでサンプルですが、テキストの中身をできるだけ覗いてみたいと思います。私が司法試験受験生だった頃、伊藤塾で講座を取り、市販ではLEC(C-Book)と伊藤塾(試験対策講座)も使用していました。

ですから、この2社のテキストについてはある程度信頼はできます。伊藤塾のテキストは評判良いものでしたが、私はLECのC-Bookの方が好みでした。

講義がある以上、テキストはメインではないというのが持論ですが、まずは使いやすさなのかなと思います。テキストに書きこむことを前提と考えたいので、基本、「見やすさ・読みやすさ」は大事だと思います。

やはりカラー刷りは見やすさの大事な要素ですし、図や表を必要に応じて使用されているのも大事。試験においての重要度数の表記もあれば良いですよね。

ちなみに、私は冊子タイプが断然好みです。ウェブ公開タイプはどうも・・・(苦笑)。

伊藤塾

冊子タイプのテキストです。伊藤塾はテキストの評判はよろしいですよね。私が取った講座も良いテキストだったと思いますし、市販の試験対策講座(通称シケタイ)が結構人気シリーズですから、司法書士講座のテキストも良いテキストなんだと思います。

伊藤塾司法書士テキスト

ハッキリ言ってこちらのテキストは信頼しています。講義がしっかりしている上、見やすく使いやすいテキストで補える。理想なのかなと(笑)。



クレアール

クレアールはダウンロードと冊子がありますね。これは多様なニーズに応え得る仕様です。

テキストの中身ですが、サンプルテキストを見た限りでは、シンプルで図や表も必要に応じて使用されているし、カラー刷りもなされています。

インプットテキストは内容的に結構シンプル過ぎるきらいが無くもないですが、これは、そういうカリキュラムのようですね。インプットは基本的に軽めにして他の教材で肉付けしていくという。ですから、教材は量的にたくさんあります(笑)。

大手予備校のテキストは、知識的にある程度インプットテキストで入れる傾向があるようですけど、クレアールは考え方が違うようです。どっちがどうというのはないのだと思います。そういう哲学だということですから。

クレアール司法書士民法・不動産登記法サンプルテキスト



※↓「教材サンプル」というところからテキストがご覧になれます。

資格スクエア

テキストはオンライン上に公開されていて、講義時にオンライン表示されるというこれまでにないもの。もちろん印刷は各自で可能ですが、予め製本タイプが欲しいという方は別途料金掛かるということです。ちなみに、2018年合格目標テキストは64,800円とあります。これなら、必要に応じて自分で印刷した方が良いですね(笑)。

テキストの内容はうかがい知ることはできませんが、出題傾向に応じて合格に必要な知識を網羅している効率重視の内容とのこと。写真を遠目で見る限り、あまり見やすい感じはしません。これだけで判断するのはフェアではありませんが(苦笑)。

通勤講座

ユーザー登録後の無料テキストからの判断ですが、かなりシンプルです。画像のテキストはについては、民法の最初のところの部分ですが、あくまで基本的な記述に終始しています。

この後の担保物権の部分とかはどうなのかなと興味ありますが、初学者でもわかりやすいテキストではあるのかなと思います。ただ、この先もこんなシンプルさだと心配ではありますね、そんなことはないのでしょうが。

通勤講座のコンセプトである、「ビジュアル的なわかりやすさ」は貫かれているテキストですね。

通勤講座司法書士テキスト


LEC東京リーガルマインド

個人的にはLECの市販テキスト「C-Book」は使いやすいテキストでした。この公式上でも紹介されている使用テキストについても、同様の印象を持ちます。

あまり難しいこと書かれているとわからなくなるのでは?と心配する方もいらっしゃるかもしれません。これは大手予備校のテキスト全般に言えることですが、ある程度勉強が進んくると慣れます。最初は難しいと思うかもしれませんけどね。だから、その辺の心配は必要ないです。

lec司法書士民法テキスト

こちらLECですが残念な点があります。インプットテキストが講座料とは別料金というのは残念ですね。テキスト自体は良いのに・・・